「アトリエ・オイ展示会」 岐阜との連携事業で県産品も展示

「アトリエ・オイ展示会」 岐阜との連携事業で県産品も展示
展示会場の様子

 岐阜県と連携事業を行っているスイスのデザイン会社アトリエ・オイが主催した「アトリエ・オイ展示会」が8月25日から10月21日まで、ジャルジン・パウリスターノ区のカザ・ブラジレイラ美術館(Av. Brg. Faria Lima, 2705)で開催中だ。
 初日の25日には、岐阜県人会の長屋充良(みつよし)会長、坂野政信マネージャー、山田彦次顧問などが開会のイベントに出席した。
 来伯した岐阜県商工労働部観光局の崎浦良典局長は、「岐阜県は知事の方針で、国際的に認められるように働きかけ、その後に国内にも製品を展示している」とし、「海外でデザイナーを探し、岐阜県の伝統工芸品などを見てもらい、コラボを検討していただいている」と同展への県産品出展の主旨を説明した。
 アトリエ・オイを創業した3人の中の1人であるオーレル・エビ氏は、「東京で2年前に展示会を行った際に出会ったドイツのクリエイターから、ここ(カザ・ブラジレイラ美術館)は素晴らしく、しかも日系人が多いと聞いた。ブラジルで日本の展示を行うのは、良いアイデアだと思った」と展示会が行われた経緯を説明。「岐阜県とは、県庁から招かれ刃物や和紙、材木を見て海外にアピールすべきだと思った」と日本の伝統的な技術に惚れ込んだことを強調し、「日本の伝統工芸は、25世代も続いている。そのノウハウが大事だと考えている」と日本への深い尊敬の念も語った。
 また、ブラジルと日本を比較した文化の違いを感じた点として、特にノウハウの継承について、「日本はノウハウを世代ごとに継承することに重きを置く。ブラジルはその点は大分フリースタイルだと感じる」と両国の最も大きな違いを感じていた様子。一方でエビ氏は、建築家の大竹ルイ氏とも話したとし、日本文化を感じることができるブラジルが興味深いとも語った。
 同展示会後は、ブラジルでも日本文化を取り入れ、事業の展開を検討する予定だという。

2018年9月1日付

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