「アマゾンの魅力伝えたい」 汎アマゾニア

来聖していた須藤副会長

日伯協会日本祭りに初参加 熱帯果樹産品など展示販売

 「アマゾンのことを広く知ってもらいたい」―。昨年9月にアマゾン移民80周年記念祭典を実施したパラー州ベレンにある汎アマゾニア日伯協会(生 田勇治会長、APANB)は、7月中旬に聖市で開催される県連(与儀昭雄会長)主催の第13回日本祭りに初参加する。同祭でアマゾンの物産などを販売する ほか、写真の展示なども計画している。4月28日、同協会第2副会長で専任理事の須藤忠志氏が来聖。県連関係者との打ち合わせを行ったほか、会場となるイ ミグランテ展示センターを視察した。

 同協会の日本祭りへの参加は今回が初めて。昨年のアマゾン移民80周年への答礼のため、今年3月に来聖した生田会長たちが県連を訪問した際、同連合会から出店参加を勧められ決定した。
 APANBの同祭参加の目的は、パラー州を中心としたアマゾン地域日系社会の活動紹介だ。現在、アルブラス、Y・山田グループ、AMASA(ニチレイ)、 モトベル、岡島グループやCAMTA(トメアスー農業組合)など地元の商工業、農業関連団体にも協力を求めているという。 

 日本祭りの会場は、県連が2ブース(40平方メートル)を提供。アマゾン特有の熱帯果樹入りのジュース、チョコレートやジャムなどの飲食物および地元の民芸品販売や、同地域を紹介する写真パネルなども展示する予定で、アマゾンの魅力を広く一般に伝える。
 同28日、来聖した須藤副会長は、早速県連を訪問し、坂本アウグスト日本祭り実行委員長と山田康夫副会長らと面会。祭り期間中の机や椅子といった備品の調 達などについて詳細内容を話し合った。また、両氏とともにイミグランテ展示センターを視察し、現場の写真撮影を行うなど、ベレンに戻って調査内容を報告し ている。 

 須藤副会長によると、パラー州の人口は約150万人で、日系人は約3万人が在住するという。アグロフォレストリー(森林農業)に代表される農業をはじめ、 商工業のほか、政治部門でもサンタ・イザベルとイガラッペアスーで日系市長が誕生しているなど、各分野での発展が目覚しい。
 「(サンパウロなど)南の人はアマゾンのことを知らない人が多い。アマゾンで日本人たちが何をやっているのか、日本祭りに参加する機会を利用してアピールしていきたい」と須藤副会長は意気込みを見せていた。 
 県連の与儀会長は、「日本祭りも回を重ねるごとに、毎年変わったものをやるのは大変になってきているが、自分たちとしてはサンパウロの人たちにアマゾンの ことを知ってもらうとともに、アマゾン地域の人々との交流を深めていきたい」と本紙の取材に答え、APANBの出店参加を喜んでいる。

2010年5月7日付

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