「チムグクルを深める場に」 琉球民謡保存会、民謡の祭典

「チムグクルを深める場に」 琉球民謡保存会、民謡の祭典
教師・師範たちによる開幕演奏

琉球民謡保存会、民謡の祭典
民謡の祭典で初めて披露された琉球空手と古武道の共演
 琉球民謡保存会ブラジル支部(城間伸明支部長)主催の第10回民謡の祭典が、5月28日午後2時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の沖縄県人会館大サロンで開催され、約200人が来場した。

 祭典では、先駆者への黙とうに続き、城間支部長があいさつ。先人たちが海を渡り、ブラジルの地に伝統的な琉球文化を持ち込んだことに感謝の気持ちを表し、「今回の催しで上手い下手は別にして、会場の皆さんが親睦を図り、ウチナーンチュのチムグクル(肝心=助け合い精神)を深める場にしたい」と述べ、開催協力者の尽力を称えた。

 また、仲村善勇実行委員長は沖縄の文化遺産がブラジルで普及されていることを喜び、「特に三線などの琉球文化を若い世代にも引き継いでもらっており、ありがたく思う。今後も琉球民謡を愛し、学んでほしい」と次世代への期待を込めた。

 引き続き、沖縄県人会の島袋栄喜会長が祝辞を述べ、琉球民謡がウチナーンチュの心を癒やしたり楽しませたりし、若い世代にとっても心の底に眠った思いを奮い立たせるものだとし、「ウチナー文化を伝承するためにこれからもぜひ、続けていただきたい」と激励した。

 その後、同保存会教師・師範たちによる「かぎやで風節」「鶴亀節」「豊節」の開幕演奏に続き、琉球民謡や合唱が披露。そのほか、同祭典では初めてだという琉球空手及び古武道や琉球舞踊も繰り広げられ、舞台に花を添えた。 

 当日は聖市内の各支部をはじめ、バウルー、カンピーナスなどの遠方支部関係者も参加し、10回目の節目の祭典を盛り上げた。

2017年6月3日付

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