「世界のウチナーンチュの日」 祝うことで強まる団結力

「世界のウチナーンチュの日」 祝うことで強まる団結力
会終盤、満員の会場が一体となってカチャーシーを踊った

 今回、第1回目を迎えた「世界のウチナーンチュの日」。沖縄県は、ブラジルに限らず、世界各地の沖縄県人会と協力して様々な取り組みを行っている。これまで5年に1度開催されていた「世界のウチナーンチュ大会」が最大の在外県系人との交流の機会だったが、大きく変わろうとしている。

 10月29日に開催された今回の「第11回ウチナー芝居」記念公演への芸能団派遣は、あくまで県の「ウチナーネットワーク」の継承と発展に向けた取り組みの一片に過ぎない。今年の10月30日前後だけでも、沖縄県内では祭典や講演会、学校での移民教育講座、移民の歴史啓発演劇、新設ウェブサイト上での情報発信などを行っている。市町村の取り組みもあり、移民の歴史関連の映画上映や展示会も行われている。

 海外では、県が確認しているだけでも米国内の8つの沖縄県人会や、亜国、ボリビアでも各種文化イベントが実施されているという。

 来伯前に米国ロサンゼルスでも公演を行ってきた平田大一氏は、「沖縄が一つのモデル(模範)となって、どう国を越えて(人々が)団結できるのか。一緒に考える機会になればと思いました」と海外公演にかけた思いを語った。

 また、取材に応じた県庁の山城貴子氏は、今回は第1回目となるため、海外の県人会の中でも規模が大きい北米沖縄県人会とブラジル沖縄県人会と協力して芸能団を派遣した経緯を説明。来年以降については「これから協議をする」としたが、「ロスでもここでも非常に喜んでもらえたので個人的にはやれたら嬉しい」と語った。

 ブラジル沖縄県人会の島袋栄喜会長は記念公演終了後、「とっても良かった。こうして集まってウチナーンチュの日を祝うことで団結力が強まる。ウチナーンチュはみなどこにいっても同じです」と世界中の県系人に向けて語りかけた。

2017年11月11日付

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