「体力が日本の強み」 サクラセブンズ冨田キャプテン=7人制女子ラグビー

「体力が日本の強み」 サクラセブンズ冨田キャプテン=7人制女子ラグビー
キャプテンの冨田さん

週末のワールド大会前に意気込み

 【既報関連】8月に行われるリオ五輪に出場を決めている7人制ラグビー日本女子代表「サクラセブンズ」が、「HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ2015―2016」第2戦ブラジル大会に参加するため、14日からブラジル入りしている。練習がオフだった18日、大会が行われるサンパウロ州バルエリ市にあるホテルでキャプテンの冨田真紀子さん(24、千葉)に話を聞いた。

 「HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ」は2012―2013シーズンに創設され、毎年開催されている。大会には「コアチーム」と呼ばれる国が参加しており、日本代表は昨年8月に行われたコアチーム予選大会で優勝し、アイルランドと共にコアチームに昇格。本戦のセブンズシリーズの出場を決めた。前年は予選大会を5位で終え、出場が叶わなかったため、念願の昇格となった。

 その上昇気流に乗り、昨年11月に香港と東京で行われたリオ五輪予選では見事優勝。現在世界ランキングでは9位につけている。

 そんなサクラセブンズのキャプテンを務めるのが冨田さんだ。「中学校まではバスケットボールをしていた」と話す通り、すらりとした身長170センチの長身の持ち主。中学時代、成長痛の治療のため通っていた接骨院の先生から「これからは女子ラグビーだよ」と薦められたことがきっかけで、高校入学後クラブチームでプレーを始めた。「ディフェンス網を突破するスピード感溢れるプレーは、バスケットボールに似ている。だから(7人制ラグビーに)『ハマった』のかもしれない」と笑顔を見せた。

 7人制ラグビーは、15人制ラグビーの半分の競技人数だが、同じ大きさのフィールドで競技が行われる。15人制に比べ試合時間は前後半7分ずつと短いが、「一人一人の仕事量が多い。一人がサボったらすぐ分かる競技だと言える」と冨田さんは、その違いを話した。反面、「走る速さだったり、力強さだったり、個人の特性を生かせるのも7人制。観客席から選手の個性が分かりやすい競技でもある」とその魅力を語った。

 日本代表は最年長33歳、最年少が18歳と幅広い世代が共存するチーム。その中間にあたる世代が冨田さんだ。実は、昨年までは中村千春さんがキャプテンを務めていた。しかし、怪我によりプレーできなくなったことで副キャプテンだった冨田さんがキャプテンに繰り上がった。

 「アジア大会でもキャプテンをやっていたので気負うところはない。いつも通りの冨田真紀子のまま、キャプテンを意識せずにいられる良いチーム」と自然体のキャプテンとしてチームをまとめている。

 今大会の目標はフランス、イングランド、カナダ、オーストラリアの「トップ4」に勝利すること。「リオ五輪では金メダルを狙いたい。しかし、その障害となるトップ4に勝利したことは一度もない。トップ4を倒したい」と意欲を燃やす。

 「世界に出ると、どの国も体格が大きく、スピードもある。そうなると最後にモノを言うのは体力。最後まで落ちない体力が日本の強み」と冨田さん。大会前は走りこみを重ね、体力をつけてきた。

 「2年前に出場した(同シリーズの)ブラジル大会では、史上最高順位の7位入賞できた。ブラジルとは相性が良いのかも。今大会では結果を出して(大会後に出場チームが参加するパーティーで)サンバを踊りたい。良い結果が期待できそう」とにっこり笑った。

 同大会は20、21日バルエリ市のジャルジン・ベルバウ区のアレーナ・バルエリ(Av. Pref. Jo縊 Vila-Lobos Quero,1001)で両日共に午前11時から行われる。

 入場無料だが、保存可能な食料品1キロ持参のこと。

2016年2月19日付

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