「可哀そうな熊」サンパウロへ 裁判所が決定

 「世界一可哀そうな熊」としてこのところブラジル国内の一部の人達の間で話題になっていた雌熊「マルシャ」が、快適に暮らせるようにサンパウロに移送されることになった。裁判所が決定したとして伯メディアが12日付などで伝えた。

 ブラジル北東部のピアウイー州の州都テレジーナ市は、南緯5度とかなり赤道に近いところにあり、年間を通して気温が高い街だ。マルシャは現在、その街の動物園で暮らしており、地面に穴を掘って40℃という厳しい暑さから逃れようとしている。さらに、この動物園では熊であるマルシャに対し、犬の餌を与えているという。

 このような境遇にあるマルシャをふびんに思った社会動員ネットワーク「Avaaz」のメンバーが、マルシャをもっと涼しい土地に移り住ませようと署名活動を展開するなどし、裁判所へ訴えた。そして裁判所は、技術的な文書がマルシャにとっての残酷な状況を証明していると指摘し、マルシャは暑さの厳しいテレジーナを離れてサンパウロへ移り住むと決定した。

2017年11月14日付け

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