「女性の日」に特別便 乗務員全員が女性

 「国際女性の日」の8日、ブラジルを代表する航空会社であるゴル航空(Gol)はこの日を祝福する特別便を運航した。

 同日付で伝えた伯メディアによると、コンゴーニャス空港(サンパウロ市)発サントス・ドゥモン空港(リオ市)行きの1020便は機長も副操縦士も含めて、女性乗務員のみで運航された。そしてその中には、ブラジル初、同社でも唯一のトランスジェンダー(性転換者)の客室乗務員の姿もあった。

 このトランスジェンダーの客室乗務員、ニコレ・カバルカンテさん(34)は8年前に男性として同社に入社。そしてその4年後、うつ病のために仕事を離れた。医師の診断は「性転換症」というものだった。

 ニコレさんはその後3年間、仕事を休んで治療を受け、今から6カ月ほど前にようやく職場に復帰した。ニコレさんは「飛行機に乗務する前、私は書類上の(性別等の)変更手続き中だったので内勤業務に就きました。私が(性転換の)初めてのケースだったので、会社側は当時、どうすればいいのかよく分かっていませんでした。でも、すべて最善の方法で行われました」と話す。

 今日、ゴル航空ではニコレさん以外に2人のトランスジェンダーが働いている。しかし、客室乗務員としては、ニコレさんは依然として唯一のトランスジェンダーだ。

 なお、ブラジルではここ数年間で女性パイロットが急激に増加している。しかし、その数は1465人(ヘリコプターの操縦士を含む)と、男性の4万6556人に比べて非常に少ない。

2018年3月10日付け

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