「希望郷いわて国体」開催 海外の岩手県人会関係者も出席

「希望郷いわて国体」開催 海外の岩手県人会関係者も出席
開会式で勢揃いした選手団(千田会長提供写真)

日本国内初の海外県人会サミットも

「希望郷いわて国体」開催 海外の岩手県人会関係者も出席
1日夕に行われた歓迎会で記念撮影(写真は岩手県提供)
 第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」が、1日~11日に岩手県各地で開催され、その開会式が1日、天皇皇后両陛下をお迎えした秋晴れのもと、北上市の総合陸上競技場で行われた。開会式には海外や日本国内の岩手県人会関係者の姿もあり、ブラジルから千田曠曉会長夫妻ら岩手県人会関係者6人をはじめ、アルゼンチン(1人)、パラグアイ(ピラポ2人、イグアス2人)、アメリカ(2人)のほか、国内からは京都県人会(7人)なども出席した。

 ブラジルから参加した千田会長によると、開会式では、幼児の舞、伝承芸能の虎舞、さんさ踊り、鹿踊り、鬼剣舞など様々なオープニングセレモニーが行われ、約200人が舞う踊りは圧巻だったという。

 その後、選手団4600人が入場。炬火(きょか)がともされ、8月に開催されたリオ五輪で競歩に参加した高橋英輝選手とホッケーの小沢みさきさんの両氏が選手宣誓し、岩手県出身の芸能人のメッセージや唄なども披露された。ちなみに、高橋選手は今国体1万メートル競歩で大会新記録を更新している。

 千田会長は「奇しくも47年前に父が参加し、今回、息子である私が参加できたことは感慨深いものでした。東日本大震災の復興途中であるにも関わらず、県民一体となって国体を成功させたことに敬意を表し、開会式の様子をブラジル在住の県人の皆様に広く伝えたいと思いました」と語った。

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 今回の訪日で千田会長らは、9月30日に盛岡市で日本国内では初めて開かれた「海外県人会サミット」にも参加。昨年、母県からの慶祝団がパラグアイのピラポ岩手県人会記念行事参加の途次、サンパウロ市の岩手県人会で交流会を行った際、海外県人会代表者を今回の国体に案内し、県人会サミット開催を提案した経緯があった。このたび実行されたサミットでは、各国県人会の活動が報告され、移住者減少に伴う世代交代の時期であることなどを訴えたという。

 また、国体開会式出席後の1日夕には、県職員担当部局や南米からの訪問者、民謡協会員や研修員など75人が参加しての盛大な歓迎会も開かれたほか、2日は震災被災地の視察も行われた。

 3日は、千田会長の父親の出身地である金ケ崎町を千田会長夫妻が訪問。同町では国体競技であるソフトボール会場に招待され、高橋由一町長と4年ぶりに再会した。さらに、金ケ崎町の生涯教育センターでは、今年8月にリオ市のジャパンハウスで出会った鬼剣舞の庭元・菅原晃さんとも会い、リオでの思い出を語り合った。

2016年10月29日付

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