「母県若人招へい事業」で来伯 地元メディアの田村氏と渡邉氏=鳥取県人会

「母県若人招へい事業」で来伯 地元メディアの田村氏と渡邉氏=鳥取県人会
渡邉さんと田村さん(左から)

 ブラジル鳥取県人会(本橋幹久会長)の県費留学・技術研修制度50周年記念事業として行われた「母県若人招へい事業」で来伯した、日本海新聞報道制作部の田村彰彦さんと日本海テレビジョン放送報道制作部の渡邉将史さんが、帰国前のあいさつのため来社した。

 両氏は11月17日にブラジル到着。県人会員宅などでホームステイをしながら、約2週間を当地で過ごした。滞在中は各地の日本移民縁の地や第2アリアンサ「鳥取村」、フォス・ド・イグアスなどを訪問。同20日にサンパウロ(聖)市の同県人会館で開催された「鳥取ファミリー親睦会」では、元留学生らと懇談した。

 今回の同事業でかかった必要経費はすべて元留学生らが負担。両氏の訪問先でも現地の元留学生らが対応にあたるなど、若い世代が中心になって行った事業となった。

 滞在を振り返って渡邉さんは「30人の元留学生と会ったが、みんな鳥取への思いが強く、ルーツを大切にしている」と感心し、「先祖を敬う気持ちが強く、最近の日本では失われつつある家族の絆の強さを感じた」と感想を話した。

 田村さんは「こちらの人の鳥取への思いは強いが、鳥取の人はブラジルについてほとんど知らない。報道する意義があると強く感じた」と記者魂を見せ、滞在中の取材ノートは4冊以上になったと話した。

 1日という短い滞在だったが、両氏共に「鳥取村」の印象が強く残ったと語り、「広大な土地を切り拓いたと聞いていたが、想像以上の広さで移民の苦労を感じた。できることなら1泊してもっと現地の生活を見てみたかった」と田村さんは惜しんだ。

 渡邉さんは入植当時の様子が同村にいまだ残っていることに驚いたと言い、「会社の許可が出たら、また取材をしに訪れたい」との意向を示した。

 同行した本橋会長は「事業を通じ、元留学生らが県人会活動をしてくれることが重要だった。同時に母県とのつながりを強めるためにも、機会があればまたこのような事業をしたい」と話した。

 両氏は「県人会の皆さんはじめ、元留学生らには仕事後や休日に時間を割いてもらい、感謝している。次はこちらの番。鳥取を訪問した際は、しっかりとおもてなしをしたい」と述べ、今後も交流を継続していくとした。両氏は帰国後、それぞれの媒体で今回の滞在を鳥取県民に伝えるという。

2016年12月15日付

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