「準備は順調に進んでいる」 移民110周年委が中間報告

「準備は順調に進んでいる」 移民110周年委が中間報告
国士舘大学スポーツセンターの再開発計画概要

 8月25日午前11時から、サンパウロ市リベルダーデ区のブラジル日本移民110周年記念祭典委員会事務局で、菊地義治実行委員長から邦字紙向けの中間報告が行われた。

 はじめに、日系社会の有志15人から寄付された寄付金が70万レアルに達したことが報告され、「今後は120万レアルまで集めることができれば」と目標額を話した。インターネット上での募金も近日中に開始するとし、広く募金を呼びかけていくとした。予算には300万レアルが計上されており、協力券の販売で180万レアル、大手銀行からの融資で100万レアルを集めることを見込んでいる。協力券は1枚30レアルで、前期と後期の2回に分け、計6万枚販売。賞品はトヨタ社やホンダ社、ファストショップらの協力で提供される。前期の券は10月からの販売開始を予定している。

 110周年記念計画として、ブラジル日本文化福祉協会が所有する国士舘大学スポーツセンターの再開発計画も進んでいる。同計画はハヤカワ・エイジ氏の設計により、パビリオンやイベント会場、広場などを建設。「低コストで現実的に実現可能な計画を図る」「収益性を見込める、利用価値の提供」などの項目が提案文に盛り込まれており、各種イベントで使用できる場所としての再開発を目指す。同計画は今後、文協評議委員会の承認が下り次第、着工されることになっており、例年7月に同センターで行われている「桜まつり」の来年の開催までに間に合わせる予定。

 また現在、菊地実行委員長は訪日中で、外務省や宮内庁、その他関係機関や来年県人会の式典が行われる鹿児島や熊本、高知、愛媛など各県庁を訪問。110周年式典の招待状やパンフレットの配布、協力要請を行うとしている。

 菊地実行委員長は「110周年はバラバラになった日系団体がまとまる最後の機会。どこか一つの団体が突出しているのでなく、多くの団体が共生していかなければならない。その中で文協には日系社会の柱として強くなってもらいたい」と伯国日系社会における文協の重要性を説き、110周年の機会にその役割を強化させたいと述べた。ここまでの準備は順調に進んでいるとし、「呉屋春美会長や文協役員の協力のお陰」と関係者らに感謝していた。

2017年9月2日付

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