「移民110周年を記念して」 京都外大海外事情研究会セミナー

「移民110周年を記念して」 京都外大海外事情研究会セミナー
セミナーでコロニアの歴史を語る谷島健介さん

 【京都発】京都外国語大学海外事情研究会・ОB会主催によるセミナー『日本人ブラジル移住110周年を記念して』が5月26日、京都市の同大構内で行われた。

 これには松田武学長をはじめ現役学生やОB、松田潤治郎日本学生海外移住連盟ОB会会長、多田義治日伯協会副理事長ら65人が参加した。

 セミナーでは、はじめに海外事情研究会ОB会メンバーの2人が講演。66年にイスパニア語学科を卒業した足代修一さんは、同期生でブラジルへ移住した学友との思い出を語り、ポルトガル語学科を71年に卒業した澤田勝義さんは、過去に牧場開発調査のためアマゾンへ長期出張した経験談などを話した。

 続いて現役学生の講演では、海外事情研究会の会長を務めているスペイン語学科3年次生の谷島健介さんが登壇し、『ブラジル移民小史』をテーマにコロニアの歴史を語り、最後はブラジルポルトガル語学科3年次生の大西香穂さんによる『アルモニア学園での研修を終えて』の話があった。

 大西さんは今年2月に渡伯し、1カ月間にわたって聖州アルモニア学園で研修した中で「ブラジル人の『人生を充実させよう、楽しもう』というエネルギーに溢れた生き方に触れ、日本もブラジルに学ぶ点が大いにあるなと感じた」と述べ、「また、ブラジルに行きたい」と意欲的だった。

 その後、セミナーではパネルディスカッションが行われ、国際教養学科2年次生の伊藤峻雪さんと恵島尚子さんが『海外事情研究会と日本学生海外移住連盟』について共同発表した。

 それによると、京都外大の海外事情研究会は50年代から学移連の活動に参加しており、5人の学生実習調査団員を海外へと送り出しているという。

 その中にはブラジルに移住してコロニアに貢献している人や海外で広く活躍する人たちもおり、「国際社会で活躍することの重要性を大学の先輩たちから学んだ」と2人は語った。

2018年6月9日付

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