「被爆証言を残したい」 大学院生の相原由奈さん

「被爆証言を残したい」 大学院生の相原由奈さん
ブラジル被爆者平和協会の森田隆会長に話を聞く相原さん(左)

 東京外国語大学の院生・相原由奈さん(23、神奈川)が、同大学院での「ブラジル在住ヒバクシャの経験と記憶」というテーマの研究のため、8月下旬から来伯している。

 このテーマに関わることになったきっかけは、2012年に高校の修学旅行で行った長崎県で被爆者の下平作江さんに話を聞き、心を動かされたこと。相原さんは同年、第15代平和大使に選ばれ、日本の高校生1万人の署名を集めて国連に提出。自身も国連で「核廃絶と平和な世界の実現に向けての協力」を趣旨としたスピーチを行った。

 同年、長崎県で被爆者から言われた「若い力を貸してほしい」という言葉が胸に刺さったという相原さん。研究・活動を続ける中で、次世代に残すための方法を模索し始めることになり、大学院でテーマにするに至ったそうだ。

 「ブラジルの被爆者が実際にどのような生活をしているかを知り、証言も聞きたい。それを歴史学的なアプローチで修士論文にまとめ、学術的に残したい」と自らがテーマに据えた研究・継承活動を語った。

2017年9月13日付

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