「HAIKAI do PARANA」を発刊 移民110周年を記念して=APAEX

「HAIKAI do PARANA」を発刊 移民110周年を記念して=APAEX
『逢いたくば渡りてこいよ虹の橋』の表紙

 【堀内登クリチバ支局長】パラナ州クリチバ市に本部を置くパラナ元留学生協会(APAEX、Rodriga Afonso Schmidt会長)が昨年、「PRÊMIO HELENA KOLDOY DE POESIA HAIKAI」を企画していたが、このたび日本移民110周年を記念して、『逢いたくば渡りてこいよ虹の橋』というタイトルの「HAIKAI do PARANA」の記念冊子(日ポ両語22×22センチ)を発刊した。

 同冊子では、パラナ州の初期移住者から今日までの先駆者の短歌や俳諧の遺稿を調べ、在世詩人の詩句も含めて掲載している。表紙の故・大崎ちよえさんの『逢いたくば渡りてこいよ虹の橋』の句は、移民100周年にも採り上げられた名句。この句をはじめ、水野龍、本庄研一、小川きみ、中川正子、中川原実、渡邊清三、生駒正、大石青村、森谷あさうみ、斉藤美代子各氏の短歌や俳句(一部日ポ両語)の作品が収録されている。

 短歌や俳諧の詩歌を通じて日本文化の粋と、当時活躍した模様を綴った記録に触れる上で、同冊子が今後、大いに役立つことが期待されている。

 同冊子は昨年、会員や一般、先人たちの作品を日ポ両語で応募し、入選句を最後に収めている。JICAが協賛、テレザ・ハツエ・デ・レゼンデさん(元APAEX会長)が監修している。

 元留学生たちにとって、先人の歴史や足跡を調べることは容易なことではないが、当時の世相や世情、背景を理解する糧(かて)にもなり、「書遺し記録しておけば残る」の観点から大切なことであり、関係者の努力と苦労を称えたい。

2018年8月16日付

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