『ブラジル日系文学』第59号発行 第36回武本文学賞は最終回に

『ブラジル日系文学』第59号発行 第36回武本文学賞は最終回に
『ブラジル日系文学』第59号

 ブラジル日系文学(中田みちよ会長)の「ブラジル日系文学」第59号が発行された。また、応募者が少なくなったことで、武本文学賞は今回(第36回)で終了となる。

 日本語ページ巻頭記事は、ブラジル日本中央協会機関紙『ブラジル特報』編集人の岸和田仁氏による「日本酒をこよなく愛した『ブラジル映画の父』を偲ぶ」。他にも小説や随筆、詩歌などが収録されている。

 ポルトガル語ページの「ブラジル文学の翻訳」には、小説家・近藤アンドレさん著『ひよこ』を同会の古川恵子書記の翻訳で収録。「ブラジル政治雑談」では、人気の空出木(からじぱう)さんの『ブラジルはこの2年で前進したか』が掲載されている。

 同誌は各日系書店で45レアルで販売している。

 また、第36回を迎える武本文学賞は、来年3月の授賞式に向けた応募が最終回となる。中田会長は「当初は何十人も応募者がいたが、ここ2、3年は非常に少なくなった。1世が減るにつれて、日本語で小説を書くのは難しくなっている。限界なのかなと思う」と話し、「(今後は)ポルトガル語のページを充実させていく」と方針を語った。

◆応募要項

 締め切りは10月15日必着。発表は2019年1月上旬で、本人への直接通知と邦字新聞紙上で発表予定。

 応募規定は原則として400字詰め原稿用紙で、パソコン入力歓迎(字数を記入)。応募原稿のコピー4通を同封のこと。作品は未発表に限り、原稿には小説・随筆などジャンルを明記すること。

 小説は25~35枚、入賞金は1000レアル、佳作500レアル。随筆は16枚まで、入賞金は700レアル、佳作300レアル、短歌は15首、俳句は15句、入賞金は600レアル、佳作300レアル、翻訳は(1)「Por Um Pé de Feijão」(Antôio Torres作)の和訳(58号ポ語欄掲載)、(2)「ア、秋」太宰治作のポ語訳。翻訳部門は日本語からポルトガル語訳・ポルトガル語から日本語訳の2部門。

 原稿の送付先=Brasil Nikkei Bungaku(Rua Vergueiro, 819 Sl.2 Capital-SP CEP= 01504-001)

 案内に来社した中田会長、古川書記は「応募者減少が著しく、今回の第36回が最後になります。ふるってご応募ください」と呼びかける。問い合わせは中田会長(電話11・5084・7112)まで。

2018年8月25日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password