【今月のエッセイ】音楽と私 足立 弘子

音楽と私
足立さん

  昨年、私にとっては、思いがけない悲しい出来事がありました。それは14年間もの長い間、ピアノを指導していただいたシーロ先生が亡くなられたことです。日本とブラジルを通算すると17年以上もピアノを習っていますが、暫くはピアノを弾く気になれませんでした。今は少しづつ、自主練習を始めています。シーロ先生はブラジルでは有名なピアニストで著名な作曲家であるソウザ・リマの助手としてピアノの腕を磨かれ、各種コンクールの審査員や各国にピアノ指導に赴いたりされていました。私にとってシーロ先生と過ごしたピアノの時間は、とても大切な思い出として残っています。

 私と歌との出会いは、確か小学生の頃だったと思います。音楽の授業で歌のテストがあり、先生に過大なる評価を頂いたことを覚えています。其の後、中学、大學と部活でコーラス部に入り、商社入社と同時に同商社の混声合唱団で歌い、結婚、出産の後、小学校のPTAのコーラスに入り、その同時期に合唱団にも入団し、忙しいながらも充実した時代でした。ブラジルでの生活も22年目に入り、こちらでもピッコロ女声合唱団に入り、22年目で、会長歴は15年目です。

 いつの間にか、私のコーラス歴は40年にもなっていて、今も記録更新中です。ほぼ毎日、ピアノの前に座り、練習をしていると、時間を忘れてしまうほどです。歌の方も、コーラスの発表会以外に、いろんな場所で歌う機会を得て、歌わせていただき、大変光栄に思っています。

 現在、私はブラジル熟年連合会のコーラス教室でコーラスの指導も行なっていて、もう4年にもなります。コーラスメンバーの皆様方、とても元気溌剌でいつも皆さんから、たくさんの熟年パワーを頂いております。

 音楽は気がつくと私にとって一生付き合えるパートナーであり、心の拠り所となっていました。

 又、気分転換と健康維持を兼ねて、週1回のテニスも楽しんでいます。テニスも通算すると30年以上続いています。無理のないよう、これからも続けていきたいと考えています。

 最近は時間が経つのがとても早く、全てのことが満足に出来ないこともありますが、私なりに一生懸命、与えられたことを成し遂げたいと思います。今は自分の好きなことをやり続けられる喜びを噛みしめております。

 私を今まで支えて下さっている全ての人達に感謝しつつ、これからも前進あるのみと改めて考えている今日この頃の私です。

2018年2月27日付                     

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