【特集:佐賀】祝辞 佐賀県議会議長 中倉 政義

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中倉政義 佐賀県議会議長
中倉政義 佐賀県議会議長
 ブラジル佐賀県文化協会が、創立60周年という大きな節目を迎えられましたことは誠にご同慶の至りであり、佐賀県議会を代表いたしまして心からお喜び申し上げます。

 昭和36年3月、私が小学校5年生の時、当時机を並べていた友人、吉三郎君が一家でブラジルに渡ることとなり、クラスを代表してお別れの言葉を述べた事を鮮明に覚えています。

 同じ年、佐賀県からは117名の方々がブラジルに渡られたと伺っていますが、当時の私としてはブラジルまでどの位の時間を要するのか地球儀を回してもピンとこず、またブラジルがどういう国なのかということさえ話を聞いてもよく理解できませんでした。

 ブラジルに移住された郷土「佐賀」ご出身の皆様方は、故郷から遠く離れた風土異なるブラジルの大地で筆舌に尽くしがたい程の困難を克服され、今日、ブラジル社会の重要な一員として国家の発展に多大なご貢献、ご活躍されておられることは、まさに私どもの誇りとするところであり、ここに深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。

 さて近年、私たちには少子・超高齢化、人口減少問題など大変大きな課題が突きつけられており、特に人口減少問題では、全国で896の市区町村が消滅する危機にあるとされ、県内でも2市6町が「消滅可能性都市」として指摘されています。

 こうした中、7月5日、佐賀市に所在する「三重津海軍所跡」が「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界遺産に登録され、また来年は、日本磁器発祥の地有田では有田焼創業400年を迎え、佐賀市では1997年以来、実に19年ぶりとなる熱気球世界選手権大会が開催されます。

 私たち県民は、自らの発想と創意工夫によってお客様を気持ちよくお迎えし、これから何度でも佐賀に足を運んでもらえるような地域ならではの取組みを一丸となって盛り上げるとともに、皆様の郷土「佐賀」をしっかりと守り、そして次の世代に引き継いでいかなければなりません。

 県議会といたしましても、佐賀にしかない貴重な財産を活かしながら、山口知事とともに地方自治の両輪として郷土「佐賀」の発展に全力を尽くす所存です。

 どうか、皆様方におかれましても、今後ともブラジル佐賀県文化協会の下で共に手を取り合い、力を合わせ、ブラジルの発展と祖国日本、郷土「佐賀」との文化交流並びに親善の絆の強化、促進にご尽力、ご協力を賜わりますようお願い申し上げます。

 ブラジル佐賀県文化協会60周年記念式典への参加という機会を与えていただきました関係者の皆様方に対しまして感謝申し上げますとともに、ブラジル佐賀県文化協会の一層のご発展、会員の皆様方のご活躍とご健勝を心から祈念申し上げます。

2015年8月8日付

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