【特集:イグアス】あいさつ イグアス日本人会会長 比嘉 正勝

祝 パラグアイ日本人移住80周年 祝 イグアス移住地入植55周年
比嘉会長
 イグアス移住地開設55周年を迎えるにあたり、当移住地は開拓者から次世代に移る中、1世、父親家族と共に土地を耕し開拓の苦労を経験して来ましたが、自分はまだ学生だったので苦労した実感は「欲しい物が買えない」と言った単純な思い出しかありません。今、日本人会の会長になってこの1年、日会の地域への役割が大きいことを実感しています。

 先人の方たちが築いた歴史と財産を引き継いだ責任感に圧倒されながら、これからのイグアスをどのように繁栄させていくべきか、今世界中の経済が不況の中、大豆栽培が地域経済を成り立てさせているかということを思うと、この移住地が生き残れるすべを今見直し、乗り越えなければと思うようになりました。

 今移住地では、新しい事業として観光事業が政府プロジェクトとして進行していますが、まず私たちができることとして開拓のため森林伐採が行われたイグアス湖畔周辺の緑化再生事業、環境保護事業も農協や個人レベルで事業として取り組んで、移住地経済を盛り上げたいと思います。

 イグアスは入植55年、節目の年でありますが、80周年を迎えるラ・コルメナ移住地やパラグアイ国内に散在する先輩移住地の歴史を辿る時、この55年は移住80年の歴史の一コマであると私は思いました。その思いを忘れず、日本人の心を後世にも伝えていくため、イグアス日本人会としての役目を地域社会と共に考えていきたい。

 9月9日、移住80周年祝賀式典に秋篠宮眞子内親王殿下がご臨席される朗報が入っており、その機会に各地の日系移住地への訪問が決まっています。

 1978年に当時皇太子であられました天皇陛下と美智子皇后陛下がイグアスを公式訪問されて以来約40年、その孫の眞子内親王殿下がこの地を訪問されることは、1世の方々は特別の気持ちを感じておられるでしょうが、私たちにとってもこの上ない喜びです。地域住民挙げての歓迎を企画しているところです。

 眞子内親王殿下のご訪問は、良好な関係にあるパラグアイと日本との友好関係をさらに強くし、さらに発展させていく大きな出来事になると信じています。

2016年8月19日付

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