【特集:コチア青年】祝辞 ブラジル連邦下院議員 飯星ワルテル

飯星ワルテル下議祝辞s 1908年、サントスに入港した「笠戸丸」から降りたった日本移民の人々には、困難を乗り越える決意を込めた希望がありました。ブラジルの日本人移住は両国の国民に新時代の始まりを印したのです。
 47年後、同じ港に日本から109人の独身の青年たちがブラジルに到着しました。農業の発展に貢献しようとする意気軒昂な『コチア青年』たちでした。
 殊に私がコチア青年に誇りを感じるのは、この勇ましい男たちの中に私の父・飯星研(みがく)が居たからです。このグループの息子であるということが、私の家族がこの地で安定し、また、日本文化の価値観を持って猛烈に汗して働き、私たちの人間形成と成長に役立つことになったのです。
 コチア青年移住の構想は、この地で行われたいくつかの目立った仕事と、さらには多くの愛と葛藤と克服のエピソード、それは彼らのロマンを記した文芸によってブラジルの歴史を刻みました。
 今日に至って、コチア青年たちが到着した時に定められていた移住の構想と目的は達成したとみることができます。サンパウロ州をはじめとするブラジル国内における多彩な農産物の生産地、その地の肥沃度はその成功を物語っています。
 コチア青年移住60周年を祝うことは、団結とこの構想の内に根ざした『兄弟愛』に感謝することです。それらはグループを強固にし、幾多の困難を乗り越えさせ、また私たちの祖先から教えられた価値観を現代に継がしめて来たのです。これからも、それがより強く発展するよう力を合わせて前進しましょう。
 私からのお祝いの言葉にしたいと思います。

2015年9月26日付

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