【2018年新春特集】ごあいさつ

「協力関係」から「提携関係」へ
サンパウロ日伯援護協会会長 与儀 昭雄

「協力関係」から「提携関係」へ サンパウロ日伯援護協会会長=与儀昭雄

 皆様、新年明けましておめでとうございます。又、常日頃より、サンパウロ日伯援護協会(援協)に対し、多大なる、ご支援を賜り、篤く御礼申し上げます。

 2018年(戌年)の新春を迎えるにあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。

 さて、2017年度の援協の運営全般に就きましては、福祉部門(6事業所)及び医療部門(4事業所)共に不祥事や事故もなく、順調に推移いたしました。

 まず、福祉部門ではスザノイペランジャホームが一昨年9月、日本財団の資金援助で10の居室、厨房、食堂等の増築工事が始まり、工事も順調に完了し、昨年10月7日に落成式を行ない、34名収容から50名収容の快適な施設に生まれ変わりました。入居者は勿論のこと、多数の入居待ちの高齢者たちにとって、此の上もない朗報となりました。又、神内プロジェクトにより、改装されたサントス厚生ホーム、さくらホーム、あけぼのホームでは快適な住環境の下で入居者の方々はゆったりとくつろいだ毎日を過ごしておられます。

 一方、医療部門では本年、開院30周年を迎える日伯友好病院は好調な決算を背景に援協の福祉事業活動全般を支える大切な資金源としての役割をしっかりと果たしております。同時に将来の医療ニーズの変化と多様化にも対応すべく、病院業務の拡大・充実のための対策もきちんと実施しております。その結果、2013年以降、病院認定機関からは最高認定を与えられ、現在も保持しております。

 又、サンパウロ州政府との提携事業として注目されているPIPA事業(自閉症児療育学級)は着実に事業が拡大し、受け入れ児童数は昨年末時点で40名にまで増加、ブラジル社会に対する貢献度も高く、日本政府並びにブラジル政府からも高く評価され、今後、援協の中核事業の一つ
として更なる拡大・発展が期待されます。

 近年、ブラジルでは公益社会福祉法人認定審査が厳しくなり、援協も今後はブラジルの公的機関との提携事業やブラジル人及びブラジル社会をも対象とした幅広い医療・福祉事業の実施が求められております。 

 斯かる状況下、援協はブラジル社会の時流を見据えた組織体制作りを行い、援協精神の原点であります「高齢者及び社会的弱者の救済援護」事業を充実・発展させていくために努力・精進してまいります。

 本年7月には日本ブラジル移民110周年記念式典が日系社会の総力を結集して開催されますが、これを契機に日本との関係も従来の「協力関係」から、共に受益者となる「提携関係」への移行が進展していくものと思われます。

 結びに、皆様のご多幸とご繁栄をご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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