【2018年新春特集】ごあいさつ

「成長に転じたブラジル」
ブラジル日本商工会議所会頭 松永 愛一郎

「成長に転じたブラジル」 ブラジル日本商工会議所会頭=松永愛一郎

 新年明けましておめでとうございます。

 先ずはこの場をお借りして、昨年中の当商工会議所の活動への皆様の多大なご支援とご協力に厚く御礼申し上げます。

 さて、昨年の年頭挨拶で、ブラジルを取り巻く環境が変化し、経済も底を打ち、ブラジルは「潮目の変わり目」を迎えているという話をさせて頂きましたが、各種指標を見ると、回復に向けた流れは一層強くなっており、本年は「下げ止まり」から「成長」に向けた動きが顕著になっていくのではないかと期待しています。

 一方、政治に目を向けると、未だ汚職問題の余波は続いており、テメル大統領の支持率は一桁台に低迷していますが、現政権は労働法改正に続き、年金改革を実現しようと尽力しており、この努力は大いに評価できるのではないかと考えています。政治は駄目でも、経済が良くなっていけば良いといった論調もありますが、中長期的にブラジルが成長していく為には、やはり政治の安定が必要不可欠です。10月の大統領選挙では、強いリーダーシップを持ったリーダーが出現することを願ってやみません。

 昨年は日伯関係強化に向けた色々な動きがありました。

 まず4月末に世界第1号の「ジャパンハウス」がサンパウロでオープン致しました。記念式典にはテメル大統領や麻生副総理が出席して盛大に行われ、メディアでも大きく報道されました。また、昨年は官民連携の動きも数多くありました。2014年からカマラが取り組んできているビジネス環境改善に向けた「政策対話活動(AGIR)」では日本大使館の多大なるサポートを頂き、伯政府との間で多くの対話の機会を持つことが出来ました。

 また、「日伯経済合同委員会」や「日伯農業・食料対話」、「日伯貿易投資・産業協力委員会(貿投委)」等々の公式行事においても、官民が一体となった活動が多々行われました。更に日系社会との連携も活発に行われ、特に35年前に当会議所の中で産声を上げたブラジル日本青年会議所(JCI)が主催した「リベルダージ大掃除」等のイベントに会議所会員も多数参加させて頂きました。「ブラジル日本移民110周年」を迎える今年は、会議所としても、こうした日伯関係強化に向けた活動を更に積極的に行っていく所存です。

 ブラジル経済が上向きになる中、引続き会議所会員企業全員が裨益できるよう全力を尽くし、更に会員数も増やしていきたいと思いますので、どうか皆様のご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

 最後に、ロシアW杯でのブラジルと日本の健闘、カマラ会員企業を始めとする日本企業の更なる活躍、そして、皆様が健康で明るく希望に満ちた一年を送ることができますよう祈念して、私の年頭の挨拶とさせて頂きます。

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