【2018年新春特集】ごあいさつ

日本移民110周年の重要な年
ブラジル日本文化福祉協会会長 呉屋 春美

日本移民110周年の重要な年 ブラジル日本文化福祉協会会長=呉屋春美

 サンパウロ新聞愛読者の皆様、あけましておめでとうございます。

 旧年中はブラジル日本文化福祉協会に対し、温かいご理解とご協力を賜りましたこと、心よりお礼申し上げます。

 昨年は、ジャパンレールパスの海外在住日本国籍者の特例終了という知らせに対して、日系社会5団体が一致団結し、嘆願書の提出や政府関係者へ再三なる訴えかけをした結果、10年以上の永住者に対しての発行の許可を得ることができました。また、下地幹郎衆議のお力添えによって、日系4世に対し日本で就労できる新たな在留制度導入の方針が固まるなど、喜ばしいニュースもありました。

 ご存知の通り今年は日本移民110周年記念を迎える大変重要な年となっております。多くの開拓者に対し深く敬意を払う一年間であるとともに、私たちと協力を分かち合う新たな日系人の子孫たちや、日系人でなくとも日本が好きな人たちを招き入れる機会となることを切に願ってやみません。 

 さて、そんな今年度の干支は「戌(いぬ)」に当たります。その戌の特徴として、細やかな気配りにて他人との関わり方に非常に長けているとされています。また、先のことを考え準備することを得意とし、縁の下の力持ちのようなこともできますし、リーダーとして引っ張って行く力強さも併せ持っているといわれています。 

 戌の干支がもつ意味のように、今年度は、一世紀以上にわたり構築されてきた人間関係から成り立っている、日本とブラジルの二国間の関わりを更に深めたいと考えております。また、先輩方が未来をみつめ労を惜しまず、今日の日系社会の礎を築いてくださったように、今度は私たちがこれから先の未来のために、陰になり日向になりながら尽力する所存であります。なお、2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向けても、本国日本と連携し、幅広い人的ネットワークを構築していきたいと思います。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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