ここ6年間で最大の伸び 「父の日」小売り 消費者は依然慎重

 今年の「父の日」はブラジルの小売業界にとって、ここ6年間で最高の日となったようだ。信用取引の可否を決定するための情報提供や分析を行う企業、セラーザ・エクスペリアン(Serasa Experian)は13日、自社がまとめた指標に基いて、2018年の父の日週間(8月6~12日)の小売売上高は17年同時期に対して3.9%拡大したと発表した。この伸び率は、前年同時期に対して6.0%のプラスを記録した12年以降で最も大きい。父の日週間の小売りは13年と14年に前年比3.3%増、同2.1%増と伸びた後、15年は同5.1%減、16年は同8.8%減と2年連続でマイナスとなり、17年に同2.5%増とプラスに戻った。

 同日付伯メディアによるとセラーザのエコノミストらは、プラスとはなったものの、今年の父の日週間の結果は前年同時期に対して3.9%の伸びだった「恋人の日」と同じく、5.7%伸びた「母の日」には及ばなかったとし、「そのことは、現在の政治経済状況の騒々しさを前に、消費者が自身の支出水準の拡大に関して慎重姿勢を維持していることを示している」との見方を示している。

 全国商店経営者連合(CNDL)とクレジット保護サービス(SPC Brasil)がまとめた調査結果によれば、今年の父の日商戦における割賦販売は17年同時期に対して0.1%と非常にわずかではあるが落ち込んだ。クレジット保護サービスによると、この貧弱な結果は「景気のゆっくりとした回復」を反映している。また、CNDLのジョゼー・セーザル・コスタ会長は声明の中で「消費者らは押しつぶされている収入と高い失業率を主因とする困難に直面しており、依然として分割払いによる購入によって予算が縛られないようにと心配している」と説明している。

 両機関の調査によれば、今年の父の日商戦で需要が大きかったのは衣料品、香水・化粧品、履物、そしてベルトや財布、腕時計などといった男性用アクセサリー類だった。

2018年8月14日付

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