また海賊版摘発 今年最多の6万点を押収

 これからクリスマスシーズンにかけての時期は毎年、普段よりも多くの買い物客が押し寄せるサンパウロ市内中心部の商店街、ビンテ・エ・シンコ・デ・マルソ通り(Rua 25 de Março)で8日、サンパウロ市役所の係員らによる海賊版製品摘発のための捜索が行われ、同市内では今年最多となる6万点を超える違法製品が押収された。同地区では5日にも国税庁とサンパウロ市当局による違法製品の摘発作戦が行われ、密輸品や海賊版のキャップ(野球帽のような形状の帽子)3万点が押収されたばかりだった。

 8日付伯メディアによれば、この日の捜索の標的は1棟のビルだった。このビルは、入り口を見る限りでは駐車場のように見えるが、奥へ進むと、そこには早朝にしか営業しない大衆向けの小売施設があり、その施設の地上階と1階、2階では、有名ブランドの海賊版製品を販売する「ボックス」と呼ばれる極小規模の店舗が数十軒見つかった。他の階は倉庫として使われていた。

 今回の摘発は、この場所でニセ商品を販売されるという被害に遭った複数の有名ブランドの弁護士らからの告発がきっかけとなった。市役所の係員94人と同市警備隊(GCM)の隊員20人が作戦に参加した。

 同地区を管轄するサンパウロ市役所セー支所の支所長は「我々は15日前から各ブランドの代表者とともにオペレーションを行ってきた。彼らは(今回摘発された)商業施設が海賊版製品を販売しているという疑いを持っていた。驚いたのはその数量だ。歴史的に、この場所での押収量はいつも少量だった」としている。

 なお、作戦実行時には建物内の店舗はすべて営業していなかったため、各店の経営者や関係者は誰一人として見つけることができなかった。

2018年11月10日付

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