アニェンビー民営化 市議会が法案可決

 サンパウロ市議会は27日夜、サンパウロ市観光公社(SPTuris)並びに、カーニバル会場として知られるサンボードロモや国際展示場、ホテルなどを抱える複合施設のアニェンビー(Anhembi)の民営化に関する法案の1回目の採決を行い、賛成多数で可決した。賛成37、反対9だった。同法案はジョアン・ドリア市長(PSDB)の承認後に発効するが、市長の承認を求める前に2回目の採決で再度可決される必要がある。伯メディアが同日付で伝えた。

 ドリア市長はサンパウロ市のコスト削減の一環として様々な施設やサービスなどの民営化計画を掲げており、その計画によって任期終了までに70億レアル(約2450億円)を調達しようとしている。アニェンビーやインテルラゴス・サーキットを運営するサンパウロ市観光公社の民営化もその計画の一部だ。同公社は株式公開企業だが、その株式の97%はサンパウロ市が保有している。ちなみに、同公社は2016年だけで6800万レアル(約23億8000万円)もの損失を出している。

 なお、観光公社の民営化に関するこの法案は、教会につながっている市議会議員らから圧力を受けた後、市側によって修正された。圧力をかけた市議らは、サンボードロモにおいて宗教的な催しを行うことを許可するよう求めていた。

2017年9月29日付け

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