カブラル元リオ州知事に禁錮14年 知事在任中の収賄、資金洗浄で

カブラル元リオ州知事に禁錮14年 知事在任中の収賄、資金洗浄で
昨年11月に拘束され、刑務所へ移送されるカブラル元知事(Foto: Fernando Frazão/ Agência Brasil)

 国営石油ペトロブラスに関連した汚職捜査「ラバ・ジャット作戦」案件の第一審を担当するクリチバ第13連邦裁判所のセルジオ・モロ判事は、ペトロブラスのリオ・デ・ジャネイロ石油化学コンビナート(Comperj)の関連工事契約における汚職に関する裁判で、セルジオ・カブラル元リオ・デ・ジャネイロ州知事に対し収賄および資金洗浄の罪で禁固14年2月の有罪判決を言い渡した。判決は13日に公表された。国内メディアが伝えた。

 カブラル元知事は昨年12月、知事在任中の2007年から11年の間にComperjの土木工事を請け負った建設企業から少なくとも270万レアル(08年当時の価値)の賄賂を受け取ったとして連邦検察庁により起訴され、被告となっていた。同被告はラバ・ジャット作戦の捜査で、州の契約にからむ汚職に関与した疑いで昨年11月に逮捕されて以来勾留されており、同訴訟のほか、知事時代の汚職関与容疑に関する8つの案件で起訴されている。ラバ・ジャット作戦関連の訴訟では今回が最初の有罪判決となる。

 検察は元知事について、07年~14年の知事在任中の汚職の主導的立場にあったと指摘していた。カブラル被告は収賄の疑いを否定していた。

 モロ判事は判決文で、他に要因はいくつかあるとしても、カブラル知事の在任中の組織的な賄賂要求も現在のリオ州の経済危機の起点になったとし、有権者によって選ばれた知事としての責任を指摘した。また、刑期は閉鎖刑から開始されること、賄賂額の270万レアルを価値修正した約666万レアルの罰金支払い、同被告が控訴した場合も勾留状態は継続されることなどを決定した。

 今回の裁判では、カブラル被告の知事時代の局長、共同経営者に対しても収賄、資金洗浄の罪で有罪判決が言い渡された。同被告の夫人も同様の罪で起訴されていたが、証拠が不十分として無罪とされた。

 弁護側は上訴する意向を示している。

2017年6月14日付

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