カルモ公園桜委員会に派遣 JICAシニアの菅谷氏

カルモ公園桜委員会に派遣 JICAシニアの菅谷氏
来社した伊藤和男理事、清水幸郎イベント理事長、菅谷さん、矢野会長(左から)

 サンパウロ市カルモ公園桜植樹委員会(矢野ペドロ会長)に、4月6日から菅谷行博さん(63、長野)が加わった。菅谷さんは、JICA日系シニアボランティアで植樹の専門家として、3月29日から6カ月の派遣となる。

 菅谷さんは、東京農工大学農学部を卒業後、長野県庁林務部で35年勤務。長野県林業総合センターの所長を3年、長野県緑の基金で常務理事を3年務め上げた経歴を持つ。昨年6月の全国植樹祭が長野県で開かれた際に尽力したのを目処に、日本での仕事に区切りをつけ、以前から構想していた海外へとキャリアを進めることとなった。

 サンパウロ市のカルモ公園には40年前頃に植樹された桜があるが、地衣類が繁茂し、腐りが目立つという。実はこの現象は日本国内でも見られ、同時期に植えられた桜が弱っているという研究もあるそうだ。これから自身の経験と専門性を生かしながら、カルモ公園の桜の生長のために活動する。

 初の来伯となった菅谷さんは、「南半球自体が初めてで、見ても分からない樹ばかりで面白い。どうしても専門家としても植物ばかりに目が行きがちだが、とても良い人々にも恵まれ、心強い」と意欲的な表情で語った。

2017年5月3日付

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