カンピーナスで野外陶芸展 藤田昭子氏の作品を中心に

カンピーナスで野外陶芸展 藤田昭子氏の作品を中心に
展示される藤田昭子氏の陶器作品(Fernando Bisan/Sesc Campinas提供)

 今月20日から6月30日まで、芸術家藤田昭子氏(88)の作品を中心とした展覧会「Cerâmica a Muitas Mãos(野外陶芸展)」が、カンピーナス市の「Sesc Campinas」(Rua Dom José I, 270/333)で開催される。

 藤田氏は窯(かま)を使わず、野外で木材などを使った「野焼き」による造形作品などで知られる。1982年から4年間ブラジルにも滞在しており、カンピーナス大学やサンパウロ大学のキャンパス内に多数の学生ボランティアと共同して巨大なモニュメント作品を作り上げた。

 その際、サンパウロ大学キャンパス内に作った作品が同大学側にブルドーザーで強制撤去され、当時問題となった。現在は、神奈川県戸塚市のスタジオで障害を持った子供たちへ教育活動を行っている。

 今回の展覧会では、藤田氏の大地から生えるようにそびえ立つ陶器のモニュメント作品のほか、ブラジル日本文化福祉協会の生駒憲ニ郎工芸委員長の、灯籠(とうろう)を意識した陶芸のトーテム作品なども展示される。

 案内に来社した生駒委員長は、「普段は室内にあるのが陶器だが、(同展覧会では)庭に展示されている。陽が照り、雨が降るなど、日本的な感性で味わえる作品が多いのでは」と語り、広く来場を呼び掛けた。 

 なお、オープニングパーティーが19日午後6時から行われる。期間中の開館時間は、平日午前9時半から午後9時半、土日祝日は午前9時半から午後6時。入場無料。問い合わせは生駒委員長(電話11・4666・4777)まで。

2017年5月17日付

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