キッコーマン代表が交代 8年勤務の森氏から秋元氏へ

キッコーマン代表が交代 8年勤務の森氏から秋元氏へ
帰国した森氏と後任の秋元氏(左から)

 日本の醤油メーカーであるキッコーマン株式会社ブラジル駐在員事務所の代表が、森和哉氏(41、福岡)から秋元壮介氏(37、千葉)に交代し、あいさつのため19日、両氏が来社した。 

 森氏は2007年7月から8年間にわたって同社代表として勤務し、1981年に進出してから一時撤退した後、再進出した同社の活動を盛り立てた。

 現在、同社は顧客の要望及び市場に合わせて日本、米国、オランダ、シンガポールで生産された自社製品をブラジルで輸入販売している。再進出後の伯国での市場展開について森氏は「他の国と違ってブラジルでは『醤油が何か』ということを伝えなくてもよかった」と述べ、日系社会の地場醤油製造会社の存在とブラジル社会での日本食の認知度の高さを挙げた。

 また、森氏がこの8年間で行ってきた伯国メディアへのアピールや日本食を通じた各種広報活動などが奏功。自社製品の輸入量が3倍に増えたとし、「富裕層からの問い合わせも多くなりました」とその成果を喜ぶ。

 「日系人の方々がブラジル社会に醤油を発信していただき、ブラジルとの橋渡しをしていただいたことが良い影響につながっています」と感謝の意を表す森氏は26日に帰国。東京本社海外事業部への異動となった。

 後任の秋元氏は既に7月から着任して引き継ぎ作業を行っており、今回が初の海外駐在勤務になるという。

 秋元氏は「ブラジルではトップシェフたちにも日本食の認知が高まっています。森さんが8年間で築いた礎をしっかりと引き継ぎ、醤油の良さを大切にしながら広げていくことができれば」と抱負を語った。 

2015年10月29日付

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