クリチバ第28回移民祭り 1万8000人の来場で大盛況

クリチバ第28回移民祭り 1万8000人の来場で大盛況
舞台を盛り上げた阿波踊り

移民110周年記念行事として開催

クリチバ第28回移民祭り 1万8000人の来場で大盛況
折り紙指導を行う「OEDA HORIUCHI」ブース

 クリチバ日伯文化援護協会(原ルイ会長)主催の「第28回移民祭り」が、6月23、24日の両日、パラナ州クリチバ市のパルケ・バリグイ公園内パビリオン「EXPO RENAULT BARIGUI」で開催された。今年は「移民110周年」をテーマに、両日で計約1万8000人(主催者発表)の来場者が訪れ、舞台でのパフォーマンスや食事など日本文化を堪能した。

 今年は、「移民110周年」をテーマに、同地の同周年記念行事として開催された。

 23日の開会式には、同協会の原会長や関係者、在クリチバ日本国総領事館などが出席した。

 今年の実行委員長を務めた南パラナ民謡保存会の大嶋祐一さん(65、熊本)は「今年は天気がとても良いから、人の集まりも良い」とし、「クリチバでは移民110周年は目立っていないが、この祭りも一つのお祝い」と話した。また、「クリチバの日系団体が集まって一緒に仕事し、盛り上げたい」と同祭の意義を語り、約1000人のボランティアが関わっていることも強調した。

 会場のブースでは、日本の食器や雑貨が販売され、文協ブースでは平仮名のワークショップを開催。また、筆でブラジル人の名前を書き、書道を見てもらう試みを行った「OEDA HORIUCHI」ブースでは、筆で自身の名前が書かれた小さい掛け軸を手にブラジル人が喜ぶ姿があった。

 さらに、同ブースでは折り紙の実演講習も行っており、指導する堀内和子さん(85、東京)は「日本人よりきちんと折る子が多い。家庭の躾(しつけ)がきちんとされているのが分かる」と言い、「自分の名前を漢字で書かれることをブラジル人が喜んでくれる」と反響を語った。

 原会長は「来場したブラジル人が食事など日本文化を感じられる」と話し、クリチバの日系団体や、様々な宗教団体などが参加しており、老若男女問わずに楽しめる旨を語った。

 舞台では、歌手の中平マリコさんと大嶋実行委員長の共演や、太鼓の演奏、よさこいなどが披露され、歌手・平田ジョーさんも登壇した。今年初めての企画として、御神輿(おみこし)とレプレーザ連による阿波踊りが共演し、会場を盛り上げた。

 また、24日はサッカー・ワールドカップの日本対セネガル戦のパブリック・ビューイングが行われ、日本の得点時には会場全体が湧き上がるなど、来場したブラジル人らが一堂に日本代表へ声援を送っていた。

2018年7月12日付

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