サンタ・クルス病院 富士フイルム製内視鏡導入 日本の技術で病気を早期発見

サンタ・クルス病院 富士フイルム製内視鏡導入 日本の技術で病気を早期発見
新製品の説明を行う丸田益男ルイス医師(左奥)

 サンタ・クルス病院(石川レナト理事長)は、6月26日午後4時から同病院で富士フイルム社製のELUXEOTM7000導入の説明会を行った。

 ELUXEOTM7000は、富士フイルムが独自に開発した内視鏡。日本はこの分野において世界をリードし、市場の約9割を占めている。内視鏡を利用することで、人体内部を観察することによって早期に腫瘍(しゅよう)を見つけ癌(がん)を発見することが可能になるという。

 また、同病院が進めているプロジェクト「PROJETO SHOWROOM」という取り組みの一環として行われた。同プロジェクトで、日本医療関係企業とブラジルの医療機関関係者のプラットフォームにしていきたいと話している。

 同会の来賓には、野口泰在サンパウロ総領事、ジェトロ・サンパウロ事務所所長でブラジル商工会議所副会頭の大久保敦氏、JICAサンパウロ出張所の佐藤洋史次長が出席。さらに、富士フイルム株式会社の齋藤憲博南米地域営業統括も米国フロリダ州マイアミから来伯した。

 冒頭のあいさつで石川理事長は「サンタ・クルス病院は、この医療機器を用いて早期に病気を発見できるようになる」と話し、「日本政府の力を借りて、サンタ・クルス病院の技術を高めていく」と意気込んだ。

 続いて野口総領事が「(サンタ・クルス病院は)皇室の資金を得て、日系人が苦労をして建てた病院。日本の最先端技術がこの場所で展開されるのを嬉しく思っている」と話し、「日本政府は、最先端の医療機器を海外に展開することに力を入れている。ブラジルはビジネスチャンスのある国。この機器の展開を通じて、交流が強くなれば」と新商品導入に対する期待を語った。

 サンタ・クルス病院の内視鏡検査主任の丸田益男ルイス医師は、1992年以来、内視鏡検査サービスの導入など責任者を任されている。この日、富士フイルム内視鏡システムについて画像を用いて詳しい説明を行った。

 南米地域営業統括の齋藤さんは、「この商品のコンセプトは、早期に病気を見つけるというもの。また、光学ズームを使って綺麗な画像で人体内部を見ることができる」と説明。「日本を代表するテクノロジーである内視鏡を使って、ブラジルの『生活の質』の向上に貢献できれば」と話した。

2018年7月5日付

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