サンパウロ 占拠ビルの崩落現場 1人の遺体を発見

 【既報関連】サンパウロ市セントロ地区ラルゴ・ド・パイサンドゥで不法に占拠されていたビルが1日未明、火災発生後に崩落した事故で、4日午後、行方不明となっていた居住者とみられる1人の遺体が消防により発見された。国内メディアが伝えた。

 崩落したビルは24階建てで、住居獲得運動グループにより占拠されていた。10階まで居住空間として使用され、今年3月の時点では146世帯(372人)の居住者が登録されていた。4日の時点で公式に6人の居住者が行方不明となっており、登録された居住者のうち49人の所在が確認されていない。当初の公式な行方不明者は4人だったが、3日に2人の居住者の所在が確認されていないことが家族により分かった。

 4日に発見された遺体は、火災発生後に上層階居住者の避難を支援するためビルに戻った男性の可能性がある。この男性は消防による救助活動の途中でビルが崩壊し、行方不明となっている。3日午後に災害救助犬が反応を示し、その後、消防隊員が手作業でがれきを取り除き、4日午後に発見された。

 崩落したビルのがれきの高さは最大で15メートルに達している。消防による捜索活動は1日から続けられており、4日朝にタンス、衣服などが発見されたことから、居住空間として使用されていた部分に近づいているとみられている。

 火災の原因は現時点で不明。5階で発生した電気のショートが原因となった可能性が報じられているが、サンパウロ州犯罪研究所の所長は、がれきの量が鑑識を困難にしており、ショートが原因であるかは確認できていないと述べている。

2018年5月5日付

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