サンパウロの新築住宅市場 エコノミー物件がけん引

 ブラジル国内最大の不動産市場であるサンパウロ市における2018年の新築分譲住宅の動きについて、サンパウロ商用・居住用不動産売買・賃貸・管理業者組合(Secovi-SP)が20日、報告書を公表した。

 それによれば、サンパウロ市内において18年1~12月に成約した新築分譲住宅は2万9929戸と、17年の2万3629戸に比べて26.7%多く、過去の平均である2万7600戸をも上回った。

 成約数が最も多かったのは2寝室タイプの物件で、これが成約数全体の63%を占めた。占有面積では45平方メートル未満の物件が全体の60%と最も多く、価格帯では24万レアル(約720万円)以下のものが47%を占めて最多だった。

 また、ブラジル資産調査社(Embraesp)まとめとして同組合が発表した数字によると、サンパウロ市内において18年1~12月に新規発売された新築住宅は3万2762戸と、17年の3万1400戸に比べて4.3%多く、過去の平均である3万戸をも上回った。

 新規発売された物件の65%は2寝室タイプのもので、62%は占有面積が45平方メートル未満のもの、51%は価格が24万レアル以下のものだった。

 成約、発売のいずれにおいても、全体に占める割合が大きかった物件の特性は、低所得者層を対象とする政府の持ち家推進プログラム「Minha Casa Minha Vida」(ミニャ・カーザ ミニャ・ヴィーダ、“私の家 私の暮らし”という意味)の枠組みに入るエコノミー物件のものだった。

2019年2月21日付

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