サン・ミゲル・アルカンジョ 菊地氏に名誉市民賞

サン・ミゲル・アルカンジョ 菊地氏に名誉市民賞
同賞を受け取る菊地氏

援協の事業で地方都市に寄与 SUS病院建設に功績

サン・ミゲル・アルカンジョ 菊地氏に名誉市民賞
日本人会館で行われた祝賀会、乾杯の様子

 【既報関連】サンパウロ(聖)日伯援護協会(援協、与儀昭雄会長)評議員会長の菊地義治氏(78、岩手)が2日、サン・ミゲル・アルカンジョ市から名誉市民章を授章した。菊地氏は、援協会長として在留邦人の医療や高齢者介護環境の改善などを行い、同市にSUS(税金を財源とする統一医療制度)病院としてサン・ミゲル・アルカンジョ病院を建設した。また、同地日系社会に向けて、菊地氏は「援協の事業で、日系社会がある地方都市には、どんどん良くなってほしい」と語った。

 菊地氏は援協会長時に、在留邦人に医療環境、高齢者介護環境の改善・普及に務め、自閉症児療育環境の改善も行い、現地の日系人、在留邦人の福祉向上に貢献してきた。

 同市では、SUS病院建設に尽力し、同市から地域社会に役立つ病院を建てたことが高く評価され、市議会の推薦により授章が決まった。

 聖市から授与式へ向かった一行は、式前にサン・ミゲル・アルカンジョ病院を視察。同病院は2013年に開所式を行い、式にはジェラルド・アルキミン聖州知事も参列していた。14年には、同市の強い要望により、院内に「救急診療所(PA)」を増設し、同年12月14日から運営されている。

 与儀会長はSMA病院について、「SMAの一般の人のために、これからもSUS病院として良いイメージ、良いケアを保ちたい。援協の看板もあるので、一般のSUS病院とは違う立派な構えでやっていきたい」と話した。

 授与式では、SMA市から菊地氏、マルシオ・ジョルダニ牧師、ジョゼ・オリンピオ連邦宣教師代理の3人名誉市民章が贈られた。式には、同市長、同市議会議員、援協関係者、近郊の日本人会などから計150人が出席した。

 授章のあいさつで菊地氏は「援協は(同)市と一緒になって準備を進たからこそ、統一医療制度での診療をしっかり提供できている」と話し、同市の協力に賛辞を惜しまなかった。

 SMA病院のロザルド・ペレイラ・プロエンサ施設長は菊地氏の授章について、「非常に光栄なこと。SMAにとって大きな財産になる新しい市民ができた」と話し、「私達の責任は日々重くなるが、今まで以上に患者を大切にし、病院の発展に務めていきたい」と意気込む。

 授与式後は、SMA日本人会館に会場を移し、祝賀会が行われた。

 菊地氏は「援協、そしてSMAという素晴らしい街があって、病院を造ることができた。援協の事業で、こうした日系社会がある地方都市には、どんどん良くなってほしい。今後の発展のためにも、皆さんで支え合ってください」と同地日系社会に向けて語った。

2018年4月17日付

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