サービス輸出額60%増 298億ドルに サンパウロ、リオで9割占める

 産業貿易サービス省の3日発表によると、2017年のブラジルのサービス(役務)輸出額は前年比60%増の298億ドルに上った。一方のサービス輸入額は前年比1.6%減と縮んだものの、429億ドルと輸出額を大きく上回った。その結果、17年のサービス貿易の収支は131億ドルの赤字となった。なお、この赤字額は16年の赤字額(250億ドル)に比べて47.6%小さい。

 同省のドウグラス・フィナルヂ貿易・サービス局長は「輸出においては、ブラジルは数年前に観測されていた下降傾向を逆転させた。14年のブラジルのサービス輸出額は208億ドルに達したが、15年は189億ドル、16年は186億ドルだった」と説明する。

 17年のサービス輸出にプラスの結果をもたらしたのは主に金融部門への補助サービスだった。金融部門への補助サービスの輸出額は、昨年のサービス輸出額全体の32.6%を占める97億ドルに上った。それに次いだのはプロフェッショナルサービス(59億ドル)と情報技術(21億ドル)だった。

 一方の輸入額は、プロフェッショナルサービスと金融サービスを中心に減少した。

 ブラジルが提供するサービスを17年に最も輸入した国は米国で、その額は全体の53.4%、159億ドルに上った。同年の米国からのサービス輸入額は、輸入額全体の30.2%、129億ドルだった。

 財の貿易においてブラジルにとって最大のパートナーである中国は、サービス輸出においては上から20番目(輸出額2億3000万ドル)、サービス輸入においては上から10番目(輸入額7億4570万ドル)だった。

 州別では、昨年のサービス輸出額が最も大きかったのはサンパウロ州で、リオ州がそれに続いた。それぞれの州の輸出額は218億ドル、53億ドルで、この2州だけで17年のサービス輸出額全体の90.6%を占めている。

2018年7月7日付

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