ザバスキ判事死亡の小型機事故 連邦判事が原因調査を機密指定

ザバスキ判事死亡の小型機事故 連邦判事が原因調査を機密指定
ポルト・アレグレの第4地域連邦裁判所で行われたザバスキ判事の告別式(21日)(Foto: Karine Viana/Paládio Piratini)

 【既報関連】19日午後にリオ・デ・ジャネイロ州パラチ市手前の海に小型飛行機が墜落し、同機に乗っていたテオリ・ザバスキ最高裁判所判事と友人の企業家、操縦士ら5人が死亡した事故で、アングラ・ドス・レイス連邦裁判所判事は23日、同事故の原因の調査について機密指定とすることを決定した。空軍のほか、連邦警察、連邦検察庁も同事故に関する調査を開始している。

 国内メディアの報道によれば、海中の機体は23日までに回収された。今後は同州のガレオン空港に運ばれ、空軍による鑑定が行われる見通しとなっている。また、同機の音声録音装置は21日に回収後、ブラジリアに運ばれた。当初は海水による損傷が懸念されていたが、解析にあたる空軍の航空事故調査予防センター(Cenipa)は墜落前の30分間の録音内容を取り出すことに成功したという。

 現在は予備解析の段階だが、関係のある技術者の話として報じた24日付国内メディアによれば、操縦士は付近を飛行中の他機の操縦士との会話の中で、雨が弱まるまで着陸を待つと話し、その後録音が途切れたという。機体の問題に関する発言はなかったと報じられている。

 ザバスキ判事は、国営石油ペトロブラスを舞台にした汚職捜査「ラバ・ジャット作戦」で最高裁が扱う案件の報告官を務めていた。同判事の死去に伴い、テメル大統領により新たな最高裁判事が指名される。最高裁では、ラバ・ジャット捜査を含み、同判事が担当していた案件を引き継ぐ新たな報告官が選出されることになる。

 当初は大統領が指名した判事がラバ・ジャット案件の新たな報告官になる可能性が報じられていたが、大統領は21日、自身による新判事の指名は最高裁でラバ・ジャット案件の新たな報告官が任命された後に行う考えを示している。

2017年1月25日付け

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password