ジェトロ 中南米ビジネスセミナー ブラジル知的財産制度の最新動向

ジェトロ 中南米ビジネスセミナー ブラジル知的財産制度の最新動向
セミナーの様子

 ジェトロ・サンパウロ(聖)事務所(大久保敦所長)主催の第5回中南米知財セミナーが、4月26日午後3時から同4時にサンパウロ(聖)市パウリスタ大通りのブラジル日本商工会議所13階会議室で開催された。今回のテーマは、「ブラジル知的財産制度の最新動向」で、講義はジェトロ知的財産権部長の岡本正紀氏が行った。同セミナーには日本企業を中心に20人以上が参加し、熱心に聴講した。

 講義では、中南米におけるジェトロ知的財産権部の活動内容や、ブラジル産業財産庁(以下、INPI)の基礎情報、同庁での2018年の行動計画、特許審査遅延解消に向けた取り組みなどの説明が行われた。

 特許審査遅延解消に向けた取り組みでは、ブラジルで大量に存在する特許審査の未処理分について、どのように対処しているか言及した。INPIは実体審査を簡略化させるために、実体審査を行うことなく特許付与するという思い切った特例措置の導入を検討している。ただし、出願者から申請があれば、通常通りに実体審査は行われる。

 ホンダの高橋良明さんは、セミナーに参加した理由として「中南米の知財制度は、日本とかなり異なるので戸惑うことも多い」と話し、「今回の講義は、審査遅延の事が最も興味深かった。日本本社でも問題視されているので、事情を知っておく必要はある」と感想を述べた。

2018年5月1日付

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