ジェリコアコアラ旅行記① 取り憑かれた魅力を紹介

ジェリコアコアラ旅行記① 取り憑かれた魅力を紹介
世界で最も美しい10のビーチに選ばれたジェリの海と白い砂浜

世界で最も美しいビーチの1つ

ジェリコアコアラ旅行記① 取り憑かれた魅力を紹介
ジェリの街のシンボル
 広大なブラジルの地には多くの観光地があり、特に北東部の海は美しいことで有名だ。中でも、ブラジル人がこぞって勧めるのが、セアラ州にあるリゾート地「ジェリコアコアラ(jericoacoara)」。ワシントン・ポスト紙では1994年に「世界で最も美しい10のビーチ」の1つに選ばれている。あるブラジル人の知人は予定を延長し、同地に10泊したという。実際に足を運んだ記者も、同地に取り憑かれてしまった。4日間の滞在で記者が出会ったジェリコアコアラの魅力を紹介する。

 セアラ州の州都、フォルタレーザから北西約300キロに位置するジェリコアコアラ(通称=ジェリ)。ジェリコアコアラという地名の由来には諸説あるが、同地はウミガメの産卵場所として有名なことから、先住民の言葉で「カメの巣穴」を表すという説が有力と言われている。

 同地の観光サイト(URL=http://www.portaljericoacoara.com.br/index.html)によると、84年にAPA(環境保護地域)に指定されたジェリは、85年までは巨大な砂丘に囲まれた世界から孤立した小さな漁村だっという。しかし、ある旅人がジェリを発見して以来、その存在が世界中で知られるようになった。

 98年まで、ジェリには月や星の自然の光を保護するため、街には街灯がなく、地下発電所を通じて電力が家々にだけ供給されていた。

 リゾート地としては、近年開発されたばかりの新しいジェリ。しかし、実際に足を運んでみると記者はリゾート地としての完成度の高さに度肝を抜かれた。「Tem tudo em Jeri(ジェリにはすべてがある)」とジェリに行った友人が話していたが、まさにその通り。同地に無くて困るのはATM(銀行の現金自動預け入れ払い出し機)くらいだった。

 また、ジェリのもう一つの魅力は、一年中観光シーズンであることだ。熱帯気候の同地は、22度から35度と常に暖かい。3月~7月は雨季だが、雨は降っても1時間程度だという。乾季となる10月から2月は風が強いため、サーフィンの聖地としても知られている。

 実を言うと、記者は白い砂丘の中に突然湖が現れる、マラニョン州サンルイスの「レンソイス・マラニャンセス国立公園」に行きたかったのだが、7月~9月という限られたシーズンでしか湖を見ることができないので、行く機会を逃してしまっていた。

 レンソイスに行くことを諦めていた記者だったが、ジェリに行けばレンソイスに似た景色を見ることができると聞き、ジェリに行くことを決めたのであった。これがジェリに行くことになった大きな理由だ。(つづく)

2017年1月7日付

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