ジャパンハウス新館長 「入館料無料」を継続へ

ジャパンハウス新館長  「入館料無料」を継続へ
来社したアラウジョ新館長
 【既報関連】1日付でジャパン・ハウス(JH)新館長に就任したマルセロ・マットス・アラウジョ氏が同日、在サンパウロ日本国総領事館の野口泰総領事と広報文化班の池田泰久副領事の案内で、就任報告のために来社した。

 同氏は今後のJHの運営について、開館から1年数カ月で入場者が100万人を突破したことを強調し、「スポンサーなどの協力を仰ぎ、引き続き、入場無料でやっていく」と明言した。

 このことについて野口総領事は「正直、スポンサーの協力だけでは今後の運営は難しい。来年度以降の予算要求を行っており、現在(日本の)財務省と話し合っている」と内情を明かした。

 また、アラウジョ新館長はJHの目的について「中心はあくまで、現在の日本を紹介すること」と述べ、コンテンポラリー・アート(現代美術)を中心とした展示を今後も行っていくほか、ビジネス関連商品の紹介も積極的に実施していく考えを示した。

 本紙の「JHの目的の一つは中国・韓国対策ではないのか」との質問に新館長は理解を示さなかったようで、野口総領事が補足。これまでに神戸大教授などが同対策関連講演を行ったほか、今年5月に来伯した河野太郎外相もJHセミナールームで日本の政策について講演したことなどを説明し、「日本側が一方的に日本のことを見せようとしても、ブラジル側に響かない。ブラジル人が知りたいと思う企画を考えていってもらえれば」と語った。

 また、新館長について野口総領事は「1994年に国際交流基金の制度で数カ月、日本に滞在し、日本文化の研究を行った経験もあり、ブラジルでの美術関連の経験も深いことから、期待している。魅力的な企画により、多くの来場者に来てもらうことがJHの武器になる」と思いを述べた。

2018年10月11日付

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