スーパーのレジ袋 「店名入り」は無料に

 自店の名前やロゴが印刷されたレジ袋を買い物客らに有料で「販売」しているサンパウロ市内のスーパーマーケットや商業施設は今後一切、そのレジ袋の代金を客から徴収することができなくなった。

 18日付で伝えた伯メディアによると、買い物客が無償でスーパーマーケットなどの宣伝に利用されることを回避するために、サンパウロ市の消費者保護センター(Procon Paulistano)は店名やロゴなどの広告が付されたレジ袋の販売を禁止すると決定、17日付の同市官報で告知した。

 店名やロゴの入ったレジ袋を持ち歩くことで消費者らは知らぬ間に、望むと望まざるとにかかわらず、その店の宣伝を行ってしまっている。しかも、宣伝費などの対価を店側から一切受け取ることなく、それどころか逆に、レジ袋の代金を店側に支払って、その店の宣伝に利用されてしまっている。今回の決定は、商業者側にだけ利益をもたらすこの不公平を正すものだ。

 サンパウロ市役所は、スーパーなどの商業施設はすでにこの決定について知らされており、決定に従わずに店名やロゴの入ったレジ袋を有料で提供した場合は、その施設の規模に応じた額の制裁金が科されることになるとしている。なお、店名やロゴが入っていないレジ袋は今後も有料での提供が認められている。

 今回の決定を受けて、サンパウロ州スーパーマーケット協会(Apas)は同市の消費者保護センターに対し、協会加盟業者らがこの決定に適応するために一定の猶予期間を設けるよう求めた。

 19日付伯字紙によると同協会は猶予期間を求める理由について、スーパー各店は「これまで1度も疑問視されること無く」使用されてきた、店名やロゴが印刷されてしまっているレジ袋の在庫を抱えていると、声明の中で主張している。

 これに対し市役所は、スーパー協会による猶予期間設定の要望については来週、同市法務局が評価を行うとしている。

2017年10月20日付け

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