スーパー業界の売上 18年の伸びは期待外れに

 ブラジルの食料品小売部門、すなわちハイパー/スーパーマーケット部門全体の2018年の売上高は、物価上昇の影響を排除した実質値で17年に対して2.07%伸びた。ブラジル・スーパーマーケット協会(Abras)発表として伯メディアが5日付で伝えた。

 売上高は伸びたが、それはスーパーマーケット業界が予想したものに比べてもの足りないものだった。同協会は18年初めに、年間売上高の伸びを前年比実質3%増と予想した。そして7月に入ると、上半期(1~6月)の業績を考慮した上で同2.53%増に下方修正した。そして、結果はそれをも下回った。

 同協会のジョアン・サンゾヴォ・ネト会長は「経済は回復するのが困難だった。昨年はトラック運転手の職務放棄(に起因する物流の大混乱)があったため、我々が期待していた回復はなかった」と述べ、5月終盤にブラジル中の物流を混乱に陥れたトラック運転手らによるストライキなどといった想定外の出来事によって期待が裏切られたとの見方を示している。同協会はまた、大統領、各州知事、国会議員らを選出する選挙(10月)の期間中には政治的不確実性の高まりが消費者の信頼感にマイナスの影響を及ぼし、スーパー業界の足を引っ張ったと考えている。

 同協会は、今年1月に発足した新政権が打ち出す経済政策によって景気が上向き、それによって19年のスーパー業界の売上高は前年に対して実質3%拡大すると予想している。

2019年2月5日付

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