チクングニア熱感染疑い 4~5月で88%の増加

 ネッタイシマカがウィルスを媒介するチクングニア熱の感染疑いケースの報告が4月から5月にかけて大きく増加した。エスタード紙電子版が25日付で伝えた厚生省の疫学報告書によれば、年初から4月15日まで4万3010件だった報告件数が、5月13日の時点では8万949件へと88%増加している。特に北東部地方が多くなっているという。

 こうした急激な増加にもかかわらず、今年の感染疑い件数は昨年1年間の17万9026件と比べ少なくなっている。死亡件数も、昨年の196件に対し、今年は報告書の時点までで13人となっている。

 感染疑いケースの人口に対する割合が最も高いのは北東部で、10万人あたり93.3人。北部地方が45.6人で続く。州別では北東部セアラー州が最も割合が高く、10万人中462.7人となっている。同州のほか、厚生省によれば、ロライマ州やトカンチンス州でも懸念がもたれているという。

 同じくネッタイシマカがウィルスを媒介するジカ熱、デング熱についても、感染に関する年初からの報告件数は昨年と比べ減少しているが、4月から5月にかけて増加を示している。

 ジカ熱は昨年同時期から95.1%減少しているものの、5月13日までの件数は4月15日までの件数から18%増加し、9351件となっている。妊婦に関しては、1419件の報告のうち339件で感染が確認されている。

 デング熱の年初からの感染疑いケースは5月13日までに14万4326件となっており、4月15日からの1カ月間で27%増加した。報告件数が最も多いのは北東部で、全国の31.5%を占める4万5431人となっている。以下、南東部(全体の29%)、中西部(同24.1%)、北部(同12.5%)、南部(同2.4%)と続いている。年初からのデング熱感染疑い件数は、昨年同時期から89.3%減少している。

2017年5月30日付

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