デフォルトの零細・小企業 過去最多の530万社に

 個人や法人の信用情報を扱う民間企業、セラーザ・エクスペリアン(Serasa Experian)の調べによると、デフォルト(債務不履行)に陥っているブラジルの零細・小規模企業は2019年3月の時点で530万社と、同社が統計を開始した16年以降で最多に上った。

 産業別に見た場合、今年3月の時点でデフォルト状態にあった零細・小規模企業の数が最も多かったのはサービス業で、その数は18年3月時点に比べて11.6%多かった。工業と商業それぞれに従事する零細・小規模企業でもデフォルト企業の増加は見られたが、その増加率は工業で3.2%、商業で2.8%と、サービス業に比べてかなり小さなものだった。

 また全国の5地方別では、ブラジル北部において前年同月比8.2%増と最も大きな増加を記録した。他の地方は、南東部は7.8%増、中西部は7.5%増、南部は6.9%増、北東部は3.4%増だった。

 24日付伯メディアによると、セラーザのエコノミストらは今年3月の結果を受けて「第1四半期(1~3月)中の経済活動の貧弱なパフォーマンスは、各社の現金創出の拡大にとって好都合ではなかった。この事実とインフレ率の上昇が、決済が遅延している債務を抱える零細・小規模企業の増加の原因だ」との見方を示している。

 なお、セラーザによると、今年3月にはすべての規模の企業を合わせたデフォルト企業の数も過去最多を記録、18年3月に対して4.5%増の570万社に上った。

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