デフォルトの零細・小企業、過去最多の538万社に

 デフォルト(債務不履行)に陥っているブラジルの零細・小規模企業の数が過去最多を記録した。
 個人および法人の信用情報などを扱う民間企業、セラーザ・エクスペリアン(Serasa Experian)のまとめによると、2019年3月時点でデフォルト状態にあったブラジルの零細・小規模企業の数は前年同月に比べて6.9%多く、前月に対して0.7%増の538万社に上った。この数は16年3月開始の同社の統計史上最も多い。
 零細・小規模企業はデフォルトに陥っているブラジルの企業全体の95%を占めている。25日付伯メディアによるとセラーザのエコノミストらは、今年第1四半期(1~3月)を通しての経済活動の低調なパフォーマンスは企業各社の現金創出の拡大にとって好ましいものではなく、この要因とインフレ率の上昇が、遅延債務や負債を抱えた零細・小規模企業を増加させたとしている。
 セラーザのまとめによると、零細から大規模まで、すべての規模の企業を合わせたデフォルト企業の総数は19年3月時点で570万社だった。この数は18年3月時点に比べて4.5%多く、今年2月の560万社を0.8%上回り過去最多。
 全国5地方別に見た場合、デフォルトに陥っている零細・小規模企業の数の18年3月に対する増加率が最も大きかったのは8.2%増のブラジル北部だった。サンパウロ州とリオ・デ・ジャネイロ州という同国の経済および産業の中心地を抱える南東部は7.8%増、中西部は7.5%増、南部は6.9%増、北東部は3.4%増だった。
 また州別では、19年3月時点でデフォルト状態にあった零細・小規模企業の数が最も多いのはサンパウロ州(176万6797社、前年同月比6.5%増)だが、18年3月に対する増加率が最も大きいのは1万935社から1万2554社へ14.8%増加したアマパー州だった。それに次いだのは41万4646社から47万595社へ13.5%増加したリオ・デ・ジャネイロ州だった。

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