デング熱 カンピーナス市で大量発生

 サンパウロ市、グアルーリョス市に次いでサンパウロ州内で3番目に人口が多いカンピーナス市で、蚊が媒介する感染症の一つであるデング熱が流行している。

 22日に公表された最新のデータに基づいて伝えた同日付伯メディアによると、カンピーナス市保健局の疫学監視センターは2019年に入ってからこれまでの間に、5493例のデング熱感染例を確認した。この数は、同市がデング熱のエピデミック状態に入った今年3月26日の時点でに同市保健局が見積もった予想をはるかに上回るものだ。当時、カンピーナス市内では556例のデング熱感染例が確認されており、保健局はその時点で19年の年間感染例を3000~5000例と予想した。しかし、感染が確認された症例はすでに5500例に迫っており、現在、検査結果を待っている状態の感染が疑われている症例も1734例に上っている。

 前の週の発表時点ではカンピーナス市におけるデング熱感染例は3578例だった。そして、そのわずか1週間後には53.5%増の5493例へ一気に増加した。

 デング熱はデングウイルスが原因の感染症で、ネッタイシマカやヒトスジシマカといった蚊が媒介する。デングウイルスにはタイプの異なる4種類の型があり、それらのうちの一つに1度感染すると、感染者はその型に対する免疫を獲得するが、免疫のない他の型に続けて感染すると、病状が重くなる傾向がある。最悪の場合は死に至ることもある。カンピーナス市役所によると、19年に入ってから確認されたデング熱による死亡例は今のところ、同市内南部に住んでいた生後5カ月の乳児1人だけだ。しかし、流行の勢いを考えるとこの先さらに犠牲者が増える可能性はあるだろう。

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