デング熱の感染確認 今年は昨年の倍に サンパウロ州
サンパウロ州保健局のデータによれば、今年1月から9月の期間に同州内で確認されたデング熱感染の症例数は9332例で、昨年同期間の感染確認数(4611例)と比べ102%の増加となっている。国内メディアが同日付で伝えた。
1~9月の期間に記録されたデング熱による死亡は6件で、2016年の同期間と比べ1件多くなっている。
保健局疾病管理コーディネーターのマルコス.ボウロス氏は、今年の感染数について、2015年および16年の症例数と比べれば多くはないとしながら、今年は2型のデングウィルスが州内で広がっていることに懸念を示している。
昨年サンパウロ州内で2型ウィルスが確認された自治体は6だったが、今年は既に98となっている。主に西部、北西部および中部でみられるという。すでにウィルスに感染した人が別の型に感染すると重症化する危険性があるという。
2018年10月11日付
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