トヨタ、サンパウロの2工場で840人解雇へ

 トヨタ自動車のブラジル法人はサンパウロ州内のソロカバ工場とポルト・フェリス工場で働く労働者840人を解雇するようだ。ソロカバ金属労組の代表者の話などに基づいて伯メディアが19日付で伝えた。
 同社は今年5月の終わりに、アルゼンチン向けの輸出が大きく落ち込んでいることを主な理由として「ヤリス」と「エティオス」を生産するソロカバ工場で希望退職者を募集して労働者340人を解雇すると明らかにしたが、労組代表者によると、トヨタはその後考えを変え、ソロカバ工場の生産シフトを3交代制にするために2018年10月に有期契約で増員した組立ラインの740人全員と、ポルト・フェリス工場でエンジン製造に携わる100人の合計840人を解雇することにした。
 ソロカバ金属労組のレアンドロ・ソアレス代表によれば、18日に開かれたトヨタと労組幹部との会合で会社側は、昨年増員された740人全員について、有期雇用契約を更新しないと労組側に告げた。ソアレス氏は「我々は(それを聞いて)驚いた」とし、さらに「3つ目のシフト全体を閉じることに加えて、会社側は、膨らんだ完成車在庫(32日分相当)を抱えて稼働率を下げておりさらなる解雇を検討している、とも言った」と明かす。
 報道によると、ブラジル・トヨタは声明の中で、ソロカバ工場とポルト・フェリス工場は19年8月5日から2交代制に戻るとだけ明かし、この調整は「主に輸出の落ち込みと為替の変動による」ものだと説明している。

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