トヨタ生産方式で生産性が向上 サンタ・クルス病院

トヨタ生産方式で生産性が向上
Renato Ishikawa (primeiro da esquerda para a direita) presidente do Hospital Santa Cruz ao lado de Steve St. Angelo CEO da Toyota para América do Sul e Caribe, Celso Simonura vice-presidente da Toyota (penúltimo da esquerda para a direita), junto com outros membros que participam do projeto.

Sistema Toyota aumenta produtividade do Hospital
Santa Cruz em São Paulo

トヨタ南米及びカリブ地域のCEOのスティーブ・セント・アンジェロ氏によると、TPS(トヨタ・プロダクト・システム/トヨタ生産方式)によって救急受付対応が30分短縮されたと発表した。

 ブラジル・トヨタとサンタ・クルス病院は2015年下半期、TPS(トヨタ生産方式)採用による生産性及び効率性の向上を目的にパートナー協定を締結した。TPSの高いフィロソフィーと問題解決への仕組みが生産性を高めているとトヨタの従業員らには広く知られているという。 それらは日本で50年代に開発されたという。

 スティーブ氏は医者をはじめとする医療関係者やジャーナリストらを対象に講演を行い、TPSがいかに広範囲にまで行き届き、サンタ・クルス病院の患者対応の体制において多くのメリットをもたらしていると語った。

 率先して新たな仕組みを取り入れ、患者ごとに可能な限り短い時間で最大限の対応をすることを最終目標に、低コストでより高い質のサービス提供達成を見据えながら改善への追及を続けるサンタ・クルス病院は、着実に大きなステップを歩み始めている。

 「私は30年間TPSの学生であるかのように多くを学び、そして常に様々な機関や企業に適用できると信じてきた。TPS最大の貢献は係合と人間開発である。まずはサンタ・クルス病院のスタッフの皆さんに祝福を送ります。このプロジェクトを受け入れ、新たなアイデアの開放によってこの病院は最善の機会を得た。なにより大事なのは顧客が満足することだ」とスティーブ氏は語った。

 2015年9月、トヨタ生産方式であるTPSを完全導入し、その方法論に頼る病院は、サンタ・クルス病院が初、かつ唯一の病院なのだ。

 まずトヨタの専門家チームと病院職員が着手したのは、すべての始まりとなる救急医療の対応窓口からであった。待ち時間から患者対応の質、指定場所への移動などの見直しによる時間の短縮を行った。

サンタ・クルス病院の石川レナト院長は「私たちは当院の経営体制の改善にむけたこのサポートにとても感謝している。当院にとって最も重要なのは、このプロジェクトを通して多くの相互経験から我々のサービス改善がブラジルにおける日本企業の関係強化につながる一歩となるだろう」とコメントした。

生産性が向上

 トヨタによる地道で長い分析の工程を経て、看護師が作る投薬用キットの組み上げに要していた時間を22%削減した。待ち時間においては約30分短縮し、不満に感じていた多くの声を解決に導いた。その結果、患者の空間移動距離は80メートルにまで減少したのだ。

トヨタ生産方式

 第二次世界大戦後、大野耐一によって確立され、トヨタの製品責任者時代の60~70年代に採用され始め、ジャスト・イン・タイムすなわち輸送できる分だけを製造し、必要な時間で必要な量を生産するといった思想がその代表だ。また、自動化による一切の欠陥を許さず、特定できない欠陥や故障などは稼働すら認めなかった。TPSはこれらを2本の柱として確立されたといえる。

 米国やカナダで事業体での成功事例に、ハリケーン「カトリーナ」による被害を受けたニューオリンズ市の病院で、当時壊滅状態だった医療体制が復興するまでの間TPSが採用されたこともよく知られている。

2017年6月7日付

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