ニコン、ブラジルのカメラ市場から撤退

 光学機器メーカー、ニコン(牛田一雄社長、本社=東京都)のブラジル販売子会社「ニコン・ド・ブラジル」(Nikon do Brasil、本社=サンパウロ)は6日、ニコンは世界的規模での再構築の中で研究開発、販売、製造の構造最適化を進めており、そのプロセスの一環として、ニコン・ド・ブラジルのオンラインショップを通じて現在、独占的に行われているブラジル市場向けのカメラ、レンズ、写真用アクセサリーの販売を2017年12月31日をもって終了すると、自社のウェブサイト上で発表した。

 同社は、顧客サービスと技術的サポートを含む他の事業は継続するとしている。また、これから17年12月31日までの間にニコン・ド・ブラジルのオンラインショップで販売される製品を含む保証期間内の製品は、これまで通りその保証期間が維持されるとしている。

 ニコン・ド・ブラジルは「ブラジルにおけるデジタルカメラをはじめとする映像事業、並びに、顕微鏡や測定機をはじめとするインストルメンツ事業の販売強化とアフターサービスの充実を図るため」に設立され、11年4月25日に営業を開始した。

 ニコンは同社設立の報道発表資料の中で「ブラジルは近年著しい経済成長を見せており、五輪やサッカーワールドカップ(W杯)の開催も予定されていることから、今後、デジタルカメラ事業の成長が最も期待される国の一つです」とブラジル市場への期待を表明していた。

2017年11月11日付

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