ネット通販利用者たった2% スーパー業界 売上シェアわずか3%

 スーパーマーケットで売られている商品を習慣的にオンラインで購入するというブラジルの消費者は100人中のわずか2人だけだということが、ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)とサンパウロ州スーパーマーケット協会(Apas)が実施した調査で明らかになった。7日付伯メディアによると、オンライン販売を利用する人の数はここ4年間で倍増したが、ブラジルのスーパー業界は、その数はまだまだ少ないと捉えている。

 同協会でコーポレートマネジメント領域の責任者を務めるロドリゴ・マリアノ氏によると、スーパー業界の売り上げ全体に占めるオンライン販売による売上高の割合は今日、約3%でしかない。同業界全体の2017年の売上高は3520億レアル(約12兆3200億円)だった。そして計算上では、このうちの約100億レアルがオンライン販売による収入だった。

 このように、現時点においては売り上げ全体のごくわずかしか占めていないが、ブラジル・スーパーマーケット協会(Abras)のジョアン・サンゾボ・ネト会長の見方では、オンライン販売は同業界の経営者達にとって注目度の高いポイントになっている。同氏は「国際的なデータは、オンライン販売の成長は津波のように非常に早い速いスピードで起こるということを示している」「より若い世代が消費市場へ参入すると、この成長が加速して業界が攻撃される機会となる」と話す。

 Apasが公表した調査結果は、スーパーへ足を運ぶ消費者が増加していることをも示している。マリアノ氏によれば、15年と16年の不況で消費者はスーパーへ足を運ぶ回数を減らし、その大多数は月に1度しか店に行かなくなった。しかし今日、特にAクラス(最富裕層)とBクラス(富裕層)の消費者達は、少なくとも週に1度は店に足を運ぶようになった。同調査によれば、現在、A・Bクラスの消費者の44%が毎週スーパーへ買い物に行っている。この割合は、Cクラス(中間層)及びDクラス(低所得層)の消費者では23%に下がる。

2018年5月12日付

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