パイプラインから燃料抜き取り 3州で容疑者14人を拘束=リオ州

 リオ・デ・ジャネイロ州の文民警察と同州連邦検察庁は16日、州内バイシャーダ・フルミネンセ地域に設置されているペトロブラス傘下トランスペトロのパイプラインから原油、燃料を盗んでいた疑いのあるグループに対する捜査作戦を実行し、同日中に14人の容疑者が拘束された。検察庁によれば、このグループによって2016年に1400万リットルが盗まれたとされる。同社にもたらした損害額は3300万レアルに上るとみられている。

 バイシャーダ地域のドゥケ・デ・カシアス第3連邦刑事裁判所が予防勾留令状のほか、26件の捜索・押収令状を発行し、文民警察環境保護署と検察庁犯罪組織撲滅特別行動グループにより、リオ州ほか、サンパウロ、ミナス・ジェライス各州で執行された。ペトロブラス社の非合法誘導情報センターもこの捜査に協力している。

 このグループは15年6月から活動していたとされ、検察庁によれば、燃料の供給を閉鎖する必要なく非合法の誘導管を設置する穿孔技術を使用していたという。この不法な接続は、ドゥケ・デ・カシアスやマジェー、ノバ・イグアス、そして環状道路の近くに至るまで、様々なパイプラインで行なわれていた。

 この犯罪組織は、リオ、サンパウロ、ミナス各州に拠点をもつ3つのグループに分かれているという。検察では、リオのグループが管への接続と燃料の抜き取り、他州への販売を担当し、他州のグループが燃料の受け取りを担当していたとみている。ドゥケ・デ・カシアス市の元市議がこのグループを指揮していた疑いがもたれているという。

 検察の告発によれば、このグループは原油を処理する製油施設も所有していたという。今回拘束された容疑者の中には、ガソリンスタンドの経営者達も含まれており、不正な出所の製品であることを知りながら転売していた疑いがもたれている。さらに、パイプに穴が開けられた地点の土地を賃貸していた土地所有者も含まれているという。

2017年3月18日付

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